2003.11.22 静岡

妻が東海道旧丸子宿の名物「とろろ飯」が食べたいとのことなので行ってみることに。

11月22日5:00出発・・・・・・出来ず。
前から弱っていたバッテリがとうとう根を上げてしまい、何回が頑張ったが駄目。
急遽バッテリを交換。

5:30 再出発・・・・・・出来ず。
バッテリは好調なのにエンジンに火が入る気配なし、6:00頃諦めて家に帰る。
何て悲しい始まりだ。

キャブレタの問題かと調べていたが昼間になってよく見てみると「キルスイッチ」が1ミリ位押された状態になっている。
先週ハンドルグリップを交換した際に微妙に触ってしまっていたらしい。
3連休なのでまた明日出直すことにして早々に寝る。

11月23日 早く寝たことで3:00に目が覚める。やはり睡眠が十分なので体が軽い。
妻も3:20頃起きてきて早めに準備を開始。

4:30 出発。まだ真っ暗。とりあえず横浜青葉ICを目指す。
昨日と違って気温が大分低いが蓼科にいった時同様重装備なので特に気にならない。
あえていえば私のグラブが車用の厚手のものなので何となく手が冷たいか。

5:00 横浜青葉ICから東名高速に入る。
一般道では殆ど人の気配が無かったが高速に入ると一変する。
交通量が少ないこともあってみんなかなりのハイペースなので若干恐い。

途中中井ICの手前で事故が起こっているようなので、渋滞のリスクを避けるため休憩を予定していた海老名SAを通過する。
事故現場を過ぎてからゆっくり休むつもり。

事故現場通過。
走行車線にレガシー(ゴールドっぽいやつ。確かブリッツェンかなあ)がひっくり返っている。
手前のブラックマークから考えると、高速のまま道路左の斜面に登ってひっくり返ったという感じ。
フロントウィンドウ周りが滅茶苦茶だし、屋根が潰れてるけど乗員は大丈夫だったのかな。

5:45 中井PAにて休憩。
この辺りで手の寒さが結構手強いものに思えてきた。やはりもっといいグラブが必要だ。
ということでまだお腹が空いているというほどのことでもないけど朝ごはんとする。
妻がきつねうどん、私がねぎみそラーメン。結構美味しかったので満足。



7:00 駒門PA到着。途中夜が明け始めて富士山が赤く染まっている気配は感じ取れた。
しかし、富士山の裾野は見えたものの山頂から頂の半ばまでは雲に覆われて見れず。
今日の楽しみの1つだっただけに残念。
天気予報も晴れのはずなのに何でこんなに雲が多いんだあ。
PAからも全く富士山の気配を掴めず。

7:40 由比PA到着。
海沿いのPAなのできっと大きいだろうと思っていたら、うなぎの寝床のような駐車場があるだけ・・・・
こういうところは投資しても元が取れると思うんだけどなあ。道路公団っていったい・・・・
とりあえず景色はいいので何枚か記念撮影。でも富士山は見えず。




8:00 清水ICから出て草薙神社を目指す。
到着して驚いた。像こそ建っているものの、住宅街にひっそりと存在するだけで後は何も気配が無い。
大和武尊を裏切った土地だから??この後も感じたことだけど案外静岡周辺って観光業は失敗してるのかもしれない。
文化財を十分生かしきれてない気配がある。いいとこなのになあ。
でもここに奉納された筈の剣が何故熱田神宮に行ってしまたのだろう?宮簀姫命(ミヤズヒメノミコト)の存在がどう関係しているのだろう?
もっとじっくり調べようっと。


そういえば狼煙の説明もあった。
これまで狼煙って煙の多い焚き火だと思ってたけど、実はロケットだったとは・・・・驚き。
ここまで発送があってどうしてミサイルを作ろうとは思わなかったんだろう。

8:45 御穂神社に到着。
ここから羽衣の松までは神の道と呼ばれる松並木の中を歩いて行けるので、バイクで鈍った足を動かすことにした。
周りがやっぱり住宅街なんだけど空気が綺麗なので気分はいい。
住んでる人が羨ましいな。
羽衣の松など・・・やっぱり富士山には縁が無い。結構晴れてきたのになあ。







駐車場にあったいちまる水産で桜えびの釜揚げを買ったが美味しかった。
その他おいしいものがあり、いいお店だった。いかにも観光地の駐車場にある土産物屋という感じで嫌だったけど当りだったので驚き。

11:00 久能山東照宮麓に到着。
結構高いところにあり、ちょっと腰が引ける(服装の関係上暑くなりそうで恐い)が登り始める。



予想通り手強く、汗だくになってしまった。
大御所はこれを上り下りしてたのかなあ。きっとあの体型だから輿に違いない。と思いながら登る。
上りきったところからの風景。いちごのハウスが多いのが驚き。春先に来てみようかな。




東照宮が拝殿有料だったのが誤算だが、宝物館は見たかったのでお金を払って入る。







少しお腹が空いてきたのでみそおでんを食べた。
麹味噌のようで食べているうちに味が深まって行く感じだった。酒が欲しい。


下りは軽快に参道を降りていく。
若干石段が前下がりになっているので危ないかと思いきや、これが結構歩きやすい。
水はけも良くなるし、現代の階段よりも歩く人のことを考えたいい階段だと思った。

下りきったところでいちごソフトを食べる。
クリームがちょっと・・・・だったがさすがにいちごソースは美味しかった。


14:00 登呂遺跡。
これはびっくり。公園として使われているとは・・・・てっきり入場料を取られると思ってた。
まあそれはそれとして近くの「やまだいち」というお店で安倍川もちを食べる。黄な粉が美味しかった。



あらためて登呂遺跡探検。





15:00 本日の目的地丸子宿の「丁子屋」に到着。
案外混んでおらずほど無く食べ物にありつくことができた。
高いだけあって、やたらにうまい。山いもと混ぜているだし汁に秘密がありそうだが、何だか判断が付かなかった。研究せねば。
気合十分の二人はお櫃を空にして満腹となるのであった。






お店を出たら既に16:00過ぎ。3連休半ばでどうせ道は混むので一般道を使って富士山に向かい、湯〜園(定番ね)に入って帰ることにした。
国道1号(静清パイパス)→国道52号→国道469号→国道139号とつなぐことにした。
山の中かつ国道ばかりにしたのは渋滞を避けるためと距離が短いよりは休憩ポイントが多いことを優先したため。(寒さでトイレが近いのだ)
しかし国道469号はまいった。新稲子温泉から先桜峠のところは林道としか思えない環境。舗装されてて良かったあ〜という按配。

何とか国道139号朝霧高原付近にでたところでコンビニ休憩。
この時点で気温1度。妻が根を上げないことに驚く。防寒装備は重要とあらためて感じる。

19:00 やっとこさ湯〜園に到着。
お風呂に入ると、一瞬冷たく感じる。普通体が冷えていると熱いと感じるのに、冷えすぎるとそこまでもたどり着かないらしい。
湯船の中にいても鳥肌が立つというのは初めてだ。でも風邪を引く気がしないのは優秀なジャケットのお陰か。
とにかくのんびり浸かろう。

21:00 家に向かって出発。渋滞情報を見ると大月合流からほぼ全線渋滞なので高速は見捨てて道志街道に向かう。
出発後間もなく0度を確認。富士吉田から山中湖に向かう東富士周遊道路では−1度を確認。
意味もなくガッツポーズをしてしまった。
さすがにこの位になると顔がいたい。ファイスマスクは必要と感じた。もっとも路面凍結が怖いので氷点下で今後走るつもりはないが。

24:00 帰宅。
買ってきた桜えびの釜揚げなどをつまみに宴会。2時ごろ辛くなって寝た。

本日の走行距離402km