2003.10.11 磐梯・猪苗代

先週の雨に納得が行かず、再びDayツーリングを画策。
また土壇場金曜日になって雲行きが悪くなるという展開。
悩んだが、雨に負けてツーリングしないというのも悔しいのでとりあえず昼間は大丈夫そうな土曜日に決行。
太陽を求めて磐梯方面に向かう。

5:00出発。何だか真っ暗。しっかり防寒対策をしたのに心なしか気温が高いようだ
というより走ってないと暑い!!

設定ルートは中央道−首都高−常磐道−谷和原ICと行って後は国道294号で白河を経由して猪苗代湖に南側からアプローチ。

中央道に入って間もなく夜が明けて来た。
車のクセでライトを消そうとして思いとどまる。

中央道下りがやけに空いているなあと思いながら上りを新宿方面に向かっていく。
首都高に入って暫くすると原因が判明。
赤坂トンネルの先、弁慶堀を左手に見る辺りのコーナーで2台の車が下り側追い越し車線で止まっている。
遊びに行く前に事故っちゃ意味ないよなあ。

首都高最大の難所は堀切JCT−小菅JCT間の中央環状線と6号向島線が合流、常磐道と東北道に分岐していくわずか1km弱の区間。
ここでは事故も頻発するので初首都高の妻が巻き込まれないか不安で一杯。
しかし避けることもできない構造だし、止む無く事前に通るべき車線を地図を見ながら教えてアプローチ。

いよいよ堀切JCTへ。
今回は東北道方面への分流が渋滞気味だったおかげで中央環状から来る流れが遅かった。
逆に常磐道側は流れも少なく前方にクリアな視界が広がったので、アクセル全開。無事、安全なスペースに飛び出すことができた。
今回はラッキーだったけど、あの作りは変だよな。高い金取ってるんだから箱崎JCTのように事前に方向別に分かれるよう改善してくれ。
時速100km以上で何台もの車が交差するなんて、事故を起こしたくて設計したとしか思えない。

常磐道に入り、川を渡ったら守谷SAで休憩だ、などと考えながら漫然とトラックの後ろを走る。
川を渡り導入路が見えたのでウィンカを出し、左に入る。
げげ、流山ICだ。じゃあ今のは利根川じゃ無くて江戸川か。止む無く一旦停止し、後方からの流れを見て再び本線に合流。ミス。

6:00 今度こそ妻とともに無事守谷SAに到着。一安心。ここからはツーリングを楽しむぞお。
朝が早いので外のお店が準備中で残念。


谷和原ICの料金所のおじさんはえらくフレンドリーだった。
「今日はバイク日和だねえ」辺りはあいさつって感じだったが、二言三言話すうちに、
「く〜。バイク、いいなあ」ってな展開で、こっちもえらくウキウキして来てしまった。
気分良く「行ってきます」といって料金所を後にする。

ここからは国道294号をひたすら北上。
スキーに一般道で行くときに良く使っているルートだが相変わらずまっすぐで信号が少なく快適な道。
下妻・下館と過ぎ、久下田の先で国道408号と分岐する。
スキーの時はここから国道408号を使って矢板ICに向かうのだが、今日はのんびりと国道294号を進む。

8:00 真岡についた所で朝食のためJoyfulというファミレスに入る。(Dennysかと思って止まったら違ってたんだけど)
レストランの窓越しに。何となく絵になっている。


9:00 1時間程休憩をして再び出発。
真岡の先で一旦国道から離れて県道61-64とつなぐ。
途中芳賀町を通ったら全ての家に屋号を記載した表札(看板?)が出ていた。
古い習慣を守ろうとしているのかな?

烏山の手前で国道294号に戻りさらに北上を続ける。
この辺からやなの看板が多くあり、かなり後ろ髪を引かれたが目的地はまだ遥か先なので諦めた。
来年の夏にあゆを食べに来よう。

更に進むと湯津上村で道路の右手に見事な古墳を発見。
チラッと看板をみると下侍塚古墳というらしい。古墳群とも書いてあるのでまだ他にもあるのか・・・・
再び後ろ髪を全開で引かれるものの振り切って進む。
いづれ「やな&古墳」ツーリングをしよう。

11:00 道の駅「東山道伊王野」にて休憩。
そばの産地らしく体験館と手打ちそば屋さんがあった。まだ新そばには若干早いので今回はパスした。
とりあえずそばソフトクリームを食べる。やはり時期が早いのか香りが無く残念。


ここで松野屋菓子舗というところの「焼ポテト」を買ったがこれがうまうま。
他にも色々和菓子があったのでまた行ってみよう。

白河で一旦国道4号に出るものの、直ぐにまた国道294号に左折して一路猪苗代湖を目指す。
しかし、ここから猪苗代湖までの区間、長い割には適当な休憩ポイントが無く結構きついものを感じる。
そこが改善されれば山間を走るいい感じの道路なのに。

13:30 やっと猪苗代湖畔に到着。
快晴とは行かないものの開けた風景に気分が良くなる。



更に進んで志田浜でももソフトとミルクソフトを食べた。ももが大正解。
国道49号に出たら一気に車が増えた。ここからは観光地モードに切り替える。
志田浜の向かいにある、猪苗代湖畔駅にて。電車に乗りたくなってきた。


紅葉の気配を見るために磐梯山ゴールドラインに向かう。
ゴールドラインでは40km/h位で車に道を譲りながら走る。あっという間に通りすぎてはつまらないし。
途中の駐車場からの風景



山頂にはハイカー達の車がたくさん止めてあった。
ちょっと羨ましい。やはり泊まりにして歩けば良かったかなあ。

山を下り桧原湖を半時計回りに1周してから温泉に向かうことにした。
桧原湖畔−五色沼間が渋滞。さすがにノンビリ待っている気分でも無いのですり抜けしまくって裏磐梯剣ヶ峯交差点を左折。ここからは快適ロード。
途中湖畔から裏磐梯を撮影。


途中前走車追い越しのためこちらの車線に飛び出してきた馬鹿なクラウンに轢かれそうになるものの後はノンビリと湖畔を一周して温泉へ。
国道459号沿いにあるラビスパ裏磐梯前にて。既に16:00を過ぎて薄暗くなり始めている。



さて、温泉だ。妻は2時間位出てこないのでこちらもゆっくり浸かる。
ん〜、でも温泉はイマイチかなあ。大体駐車場からあんなに雄大な景色が見れるのに、お風呂は山側を向いて高い塀で囲われているってのはいったいどうして?
とりあえず適当に出て休憩室へ。
畳でひっくり返る。
今回は距離の割りに疲労感が無く、眠りそうにない。防寒対策が十分だったおかげかな?
お昼も食べて無いし、喜多方へ行く前に軽く何か食べようと売店を除く。

これは驚き。地元の人が利用することを前提にしているせいか、価格が安く、しかもジャンクフードでは無く手作りの野菜料理などがメイン。
期待に胸を膨らませながらふろふき大根100円を購入。うま〜い。


他にいんげんの胡麻和えも食べたがこれまた最高。
ここが宿泊可能な設備ならこのまま大宴会なのに・・・・・・残念。

18:00 妻が上がって来たので喜多方にラーメンを食べに出発。
辺りは真っ暗。オートバイは配光の関係で車の様に明るくは道を照らせない。
夜は車のためにあると割り切ってペースを落として走る。

比較的大通りに面した「まるや」さんに入る。
注文はチャーシュー麺、みそラーメンとにしんの山椒漬け。


いづれのスープともやはりうまい。麺が若干柔らかかったのが口に合わなかったので次に行った時は麺かためで頼もう。

19:00 帰りは高速を使って一気に帰る予定だったが予想より疲労が少ないので一般道メインで帰ることにした。
国道121号−県道7号−県道64号−国道49号と使って国道294号で白河にでる。
後は行きと変えて国道4号を疲れるまで行くルートとした。

やはり夜は手強い。
白河に向かう途中、黒森峠で狭いヘアピンが連続する。
昼間ならその狭さゆえオートバイの独壇場なのに、前が見えずにペースダウン→あっという間に車に追いつかれる展開。
ミラーに内蔵できるようなライトが発明されないかなあ。
白河に出てほっと一息。後は淡々と帰るのみ。

23:00 矢板ICまで来たがまだ元気なので更に一般道を進むことにした。
ここからは4号では距離的に遠くなるので、宝積寺のところから国道408号−国道294号と直線的に南下するルートで谷和原ICを目指す。
でもこれが少し選択ミス。
国道408号に入ってすぐのセブンイレブンで休憩していると雨がとうとう降り始めた。
徐々に雨脚は強まり、真っ直ぐだからスピードは上げられるものの、ヘルメットのシールド越しではろくな視界得られないという状況。
辛い移動となってここで疲労がたまっていった。

谷和原ICからは常磐道−外環と走り大泉ICからは一般道で帰ることに。
この時間だと首都高も空いているのだが、疲労+雨という状況ではオートバイにとっては恐怖の存在なのでパスした。
大泉からも雨で視界が十分でなく、何とか家にたどり着いた時は3:00近くになっていた。

本日の走行距離660km
距離の割には疲れが無かったけど、ほぼ24h起きてるのは辛い。